京谷・樹鞘(b37627)が呟いたり,背後と対談したりする場所。IDにスペルミス有(ぇ
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星菜と連れだってまちへ出てきた樹鞘ではあるが・・・
正直、何処へ行こうとしているのか全く分かっていなかった。
それでも、何処へ行くのかと訊かないままに時は過ぎて行った。
正直、何処へ行こうとしているのか全く分かっていなかった。
それでも、何処へ行くのかと訊かないままに時は過ぎて行った。
「ここなのですよー」
そういって、星菜が足をとめたのは女性らしい服が並ぶ店である。
「きさやさんにお洋服を選んでほしいのです」
驚いたように見返すと星菜はダメなのです?と残念そうな顔をする。
「普段女子らしい服はきないのでよくわからんのだが・・・」
正直にいって、店に入るのは恥ずかしいのである。きさやが常日頃
着るのは男っぽいズボンであったりきても女物の着物や浴衣である。
よって、流行などてんで分からない自分に服を選ばせるのは無理ではないかと感じていた。
なおも逡巡するきさやに少女はいいことが思いついたと
いうようにポンと手をうって
「きさやさんの服も選んであげたいのです。和風なら良いのです?」
いや・・そのと言いよどまれ星菜の表情が曇るのがわかる。
「仕方ない・・・外出用・・・の服で良いのか?」
「!!有難うございますですよ」
猫澤はとても嬉しそうにいってにこやかに笑う。
その笑顔が少し眩しくもあったが、彼女は僅か口元を動かした。笑顔かは真偽は分からないけれど、
星菜には心動かしてくれるだけでも嬉しいことだった。
そういって、星菜が足をとめたのは女性らしい服が並ぶ店である。
「きさやさんにお洋服を選んでほしいのです」
驚いたように見返すと星菜はダメなのです?と残念そうな顔をする。
「普段女子らしい服はきないのでよくわからんのだが・・・」
正直にいって、店に入るのは恥ずかしいのである。きさやが常日頃
着るのは男っぽいズボンであったりきても女物の着物や浴衣である。
よって、流行などてんで分からない自分に服を選ばせるのは無理ではないかと感じていた。
なおも逡巡するきさやに少女はいいことが思いついたと
いうようにポンと手をうって
「きさやさんの服も選んであげたいのです。和風なら良いのです?」
いや・・そのと言いよどまれ星菜の表情が曇るのがわかる。
「仕方ない・・・外出用・・・の服で良いのか?」
「!!有難うございますですよ」
猫澤はとても嬉しそうにいってにこやかに笑う。
その笑顔が少し眩しくもあったが、彼女は僅か口元を動かした。笑顔かは真偽は分からないけれど、
星菜には心動かしてくれるだけでも嬉しいことだった。
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